日本ミャンマー交流協会 AJMMC:

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中小企業技術展示会

 

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ビジネスサポート社との共催による中小企業技術展示会が、2016年4月28日と29日の2日間、ミャンマーエンジニアリング協会で行われた。同協会は会員数が5万人を超える大きな団体で、協会との関係も長く、以前より日本の中小企業のもつ技術等をぜひミャンマーに導入して欲しいという依頼を受けていたことなどから場所を同協会本部建物のFunction Hallに選定することになったものである。

契約当時、エンジニアリング協会の会長だったウ・ウィン・カイン氏は新内閣で建設大臣に就任。新任のウ・アウン・ミン氏は運輸省の前局長経験者だが、あいにくこの週はシンガポールに出張中で欠席。しかし、ヤンゴン工科大学とミャンマー海事大学の各学長、エンジニアリング協会の中央執行委員各位、カンボウザ銀行の上席顧問、与党NLDの経済委員会委員等3名、元運輸副大臣等々がオープニングセレモニーに出席してくれたほか、地元TV局2社が取材に訪れていた。

今年は4月9日から20日まで、21日と22日を休むとしたら24日まで水かけ祭りと新年の休日を含む連休が続き、エンジニアリング協会としては連休あけの初のイベントであり、場所が中心地から離れているため多くの人に来てもらえるかどうか心配したが、予想以上に多くの人に関心をもってもらうことができた。

参加した日本企業は12社程度だったが1ブースを2社で使用するなどしたため実際に設置されたブースの数は10。それでもひとつのサイズが3×3mあり、会場となったホールはあまり広くなかつたので8つしか設営できず、2つ(会社は3社分)はエレベーターホールに設置することになった。 完成したブースは数年前のものより格段によくなっており、参加した日本企業の関係者もブ―スの出来栄えに「日本のものと全く遜色はありませんね」と関心した様子だった。

参加企業の担当者は慣れた様子でテキパキと商品・カタログ・ポスター等々の掲示を行い

あっという間に作業を終わらせ、見学していた

今年は2010年以来の猛暑で期間中、日中は40℃を超す暑さになり、かつ、前年に比べてはるかに停電の数も増えた。最終日の29日には全館停電で、エレベーターも止まったまま。訪問客は、4Fまで階段を使わないといけないし、誰も来ないのではないかという心配もあったが来客は結構あった。ちなみに会場のみ自家発電装置を使用して電気を供給していたが、こちらも時々ストップする。エアコンも停止するのでしばらくすると室内は暑くなってしまい関係者は外に出て涼をとる人も。
 灯りだけは展示された商品の中にソーラーランタンがあったため、これを各ブースに一時的に貸し付ける形で対応できた(※ランタンが並ぶと結構いい雰囲気が出ていた)。
 通訳は、この6月には来日が決まっているエンジニア5人と外大の卒業生1人が担当してくれた。のみ込みがとても早く、初めての体験で緊張気味だった彼等もすぐになれて、参加企業関係者からも好評だった。ここでも圧倒的に高い対応能力見せたのは女性エンジニアたち。
 総括して言えば、展示品に対する引き合いが多く、今にも契約できそうな状況になっている企業が何社か存在していた?なかには、全く予想しなかった商品の引き合いが多かったブースもあった(※具体的にはLEDライト用に使用したスィッチですぐにでも欲しいというところが何社かあった)。他方、集客はしていたが契約にはまだ時間がかかりそうな案件もあり国内の需給の一端を垣間見ることができた。
直ぐにでも話がまとまりそうだったのは水関係と電気関係。また、参加企業の中には既に代理店契約で合意に達し
たところもある。
  新政権を担うNLDの経済委員会メンバー数人も参加していたが、NLDの名刺で何かしたいとは思わないとして自分の会社の名刺のみを使っていた。NLDの経済運営がスムースに進行すると思っている人は少なく、「国民は固唾をのんで見守っているという状況だ」という認識を示していた