日本ミャンマー交流協会 AJMMC:

ホーム コラム 増加するショッピングセンター

増加するショッピングセンター

Department.JPG10年前と現在のヤンゴン市内では変化していないところも少なくないが、かなり様変わりしたところもある。レストランの増加、ショッピング・センター、スーパーマーケットと言った大型の量販店及びコンドミニアム等の増加がかなり目につくようになったのが後者の例である。公称では約600万人がヤンゴンの人口と言われ、その需要を見込んで大型店舗が次々に建設されているように見える。ヤンゴン市内だけみていると旺盛な消費意欲を前提した施設が増え、とても後発の開発途上国とは思えない。

ヤンゴン市内では大型店舗としては、Sein Gay Har Super Center, Gamob Pwint, North Point, BAK, Dagon
Centr, Yankin Center, Junction 8, Super One, La Pyae Wun Plaza, Excel Tower, Junction Zawuna, Yuzana Plazaなどが知られており、City Mart, Orange といったスーパーマーケットなども市内の商業地域に店舗を出している。さらにTharkayta Tsp.にはCapital Hyper Market、East Point Shopping Centerがオープンし,Tamwe Tsp.にはUnited Living Mall, Parami Shopping Mall といった大型店舗も出展している。以前は、戦前からあるボージョー・アウンサン・マーケット(旧称はスコット・マーケット)や隣接しているFMIセンターくらいしか目立つショッピングモールのような施設はなかったが、ここ数年で急増しているといった状況。

United Living Mall Game Center.JPGしかも、最近の大型店舗等は衣服・宝石・靴その他の日用品、食材、薬、パンやケーキ、書籍文具などを販売するだけでなく、レストランやハウジング・プロジェクト、映画館、娯楽施設などを併設したものが多数出現するようになっており、中にはコンドミニアムや映画館、ゲームなどの娯楽施設を有するものまである。

写真はTamwe Tsp.にあるUnited Living Mall の3階に設置されている日本のセガのゲーム機のひとつ(コインで遊べるようになっている)。

ちょうど10年くらい前に、日本の会社がデッドストックになっている女性と子ども用の靴を1万数千足ほど輸出したことがあるが当時は靴を扱っている店舗自体がほとんどなくて、実際にも販売は容易ではなかった。この頃、男性はゴム製の雪駄のような履物(パナ)ばかりで、靴を使用することはないだろうと思われていた。女性と子どももスニーカーを含めた靴を履く習慣はなかったが、潜在的な需要があると予測してのことだったが、販売は困難を極めた。それが最近のヤンゴン市内のショッピングセンターでは男性用革靴やスニーカー、ブーツまで販売されており、ミャンマー製のものは日本にもたくさん輸出され国内の量販店などで売られるようになっている。

 他方、ショッピングセンター等は商業地域や主要道路沿いに建設されるため時間帯によっては交通渋滞を発生させている。現在特に問題とされているのは駐車場設備のないショッピング・センター等で路上駐車が頻発し、交通渋滞の主要原因と指摘される状況も生じている。ヤンゴンで登録されている車両は約20万台と言われるが、かつて登録車両が約17万台と言われていた当時、児童・生徒の送迎時間帯に学校近辺で発生することはあったがそれ以外の地域では渋滞はなかった。最近は駐車場問題で閉鎖に追い込まれるショッピングセンターなどもあると言われるほどになっている。もっとも、市内を走行している車両の実数がもっと多いせいかも知れない。

なお、現地報道では、Myanmar Economic Holding Ltd.がPansodan RoadにあったPeople's Storeを購入し、まもなくRuby Martという名前のショッピング・モールに改築するとか、The Central Co-operative Society Ltd.等がSaya San Plaza の建物を国際水準のショッピング・モールに改修する計画、その他と次々に建設・改築予定が伝えられている( 10月11日付New Light of Myanmarによると、Ruby Martは約78台分の駐車スペースを併設して10月9日オープンした。経営は、Myawady Trading Ltd., Aisa Hline Kyaw Family Trading Ltd, Khit Chit Oo Trading Co.Ltd, Ngwe Sagawa Trading Ltd.が共同で行うとのこと)。