日本ミャンマー交流協会 AJMMC:

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ミャンマー料理教室

クッキング教室1.JPG各国大使館でアジア料理を体験実習するという企画で、ミャンマー料理が選ばれたことがあった。参加者の90%以上は女性で、中にはミャンマー以外のアセアン諸国からの参加者も多数見かけた。AJMMCも招待を受けて何人か参加したが、事前の予想に反して料理教室の講師は男性。これはとても珍しい。仕事でもない限りミャンマーでは男性は台所に入らないことが多い(息子が入ると怒る母親もいる)。協会ヤンゴン事務所で日本語を勉強中の男性エンジニアでも料理を普通にできるのは家族でレストランをやっていたことがある1人だけで、あとは料理はできない。みていると女性エンジニアが料理の準備をから、調理、完成後の皿への盛り付け、テーブルに並べて、食後の片付けその他の一切をやっている。写真はミャンマークッキング・スクールの一場面。

クッキング教室2.JPG このまま来日すると男性は外食ばかりになってしまうし(事実そうなっている)、一切何も手伝わないとしたら日本では問題になるかも知れないと思って、料理以外の後片付けその他は手伝わせるようにしていた。ヤンゴン事務所には1期生4人と去年まで現役の大学生だった2期生5人がいるが、両者の間には年齢にして5歳くらいの差がある。この年齢差が、過去5年間のミャンマーの社会や時代の変化を反映するかのように彼らの行動にはギャップがある。1期生はパソコンの基本技能を習得していない者が多かったが、2期生にはPCの技能に全く問題がない。1期生の女性は伝統的なロンジーが多く、ジーパンやスカートはほとんどいなかったが、2期生はこれが逆転している。料理に関して言えば、1期生の女性はほとんど料理ができたが、2期生の女性は得意ではないというか、家でほとんど料理をしたことがないらしく協会事務所で悪戦苦闘している(これが最近の一般的傾向とまでは言えないが、伝統的なミャンマー女性とは明らかに異なる世代が現れているのも事実)。

ミャンマー料理は、一般に食用油・ニンニク・たまねぎ・鶏肉がベースになるものが多いという印象があるが、インド料理でイメージするほどスパイスは多用せず、また辛くもない。長粒種の米が一般だが、日本のような米もある。ごはんの上に調理した料理とかスープを少しずつとって混ぜて食べるが、いろいろな味があっていっしょに食べると美味しい。日本の普通の料理のように、ごはんはごはん、おかずはおかずで食べるのではない( 最初の頃、わからずにこういう食べ方をしていたので、全く美味しいとは思わなかった )。日本人は1年間に1人約60kgぐらいのお米を食べると聞いたが、ミャンマーはその3倍は食べるといわれるほど米をよく食べる。もちろん例外もたくさんあって、協会のエンジニアたちも概して少食である。写真は調理後バイキング形式で並べられたミャンマー料理(コックがよかったせいか、日本人にはかなり好評だった)。