日本ミャンマー交流協会 AJMMC:

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海事大学

MMUオープン.JPGミャンマー海事大学(Myanmar Maritime University)がヤンゴン市内アーロン地区にある船員養成のための海事技術専門学校に併設された校舎で仮オープンしたのは2002年8月、ダウンタウンから東南に車まで約40分ほどかかる現在のティラワに移って正式にオープンしたのが2004年3月29日のこと(写真はティラワでのオープン当日の記念写真)。協会が海事大学に関係するようになったのは、2002年6月からで、まだ開校前だった。当時、イギリスや日本で研修した経験がある運輸省の造船エンジニアだったCharlie Than氏が副学長に選任されたばかりで、日本で開催された国際会議に招待した。

AJMMCブース.JPGまだカリキュラムとかシラバスなども検討中で大学関係者に相談したり、見学したりと熱心で、帰国時には当時ミャンマーではまだ珍しかった中古のノートパソコンを必要だからと購入して帰国(停電対策用)。一度も観光の希望はなかった。それから協会との付き合いが始まったが、4人の客員教授が誕生し、造船技術の移転なども同大学との協力で推進するなど、多方面で業績を上げ、毎年3月に実施される全国一斉大学入学許可試験の成績上位者が入学するようになった。

2004年3月29日の正式オープンの際にゲストとしてスピーチに立った政府関係者は「航空宇宙工科大学と海事大学の出現は国家の発展にとって大きな意義がある・・この2つの大学は、それぞれ飛行機と船舶を建造できるエンジニアを育成すること、及び各関連分野での専門知識や技術などを習得した専門家を養成することを目的にしている・・カリキュラム・設備その他については国際的な大学水準に適合するように務めるほか・・その実施については国際水準にある外国の大学、専門家などの協力支援を得られるように尽力して欲しい・・既に、外国から客員教授が学生の指導のため特別講義などを実施してくれており、教員スタッフも外国に派遣されるようになっているが、今後もこの方向での活動を推進して欲しい」と述べていた。ティラワでの開校式当日、海事大学はメイン・ビルを入ってすぐ左の廊下入り口の部屋に、協会のブースを設けてくれ、これまでの感謝状や活動報告を撮った写真その他を展示するなどの配慮を示してくれた(左上の写真参照)。

それからも関係は続き、2006年6月には、その集大成ともいうべき海洋関係の国際会議を海事大学が主催し、協会及び関係者がこれを全面的に支援することになるが、これについてはあらためて報告したい。ちなみに、この国際会議終了後、協会と関係は次第になくなっていったが、代わって韓国の現代グループとか日本を初めとする外国の大学などとの関係を深めて行った。なお、当時、副学長だったチャーリー先生は、2008年ころから学長に就任し、現在に至るまで相変わらずがんばっている。