日本ミャンマー交流協会 AJMMC:

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記念写真

記念写真.JPG3年ほど前、高知大学名誉教授の大野正夫先生たちと海藻養殖技術の指導のためミャンマーに出かけた。ヤンゴンからメェイ(Myeik)を経由してアンダマン海に浮かぶ島に向かう予定だったが、予約していた国内便が出発前日にキャンセルになり翌日に延期されたため1日時間が空いた。そこで水関係のことに縁起がいいというKyaik Hmaw Wun Ya Laiというパゴダに参拝することにした。長いので名前は覚えられないが、川の中州に建立されたパゴダで、なまずが大量に生息している場所として知られている。ヤンゴンから東南方面に向かいバゴー川にかかる長いタンリン橋を超え、ティラワを抜けて、市内から約2時間ほどかかった。

船頭.JPGこの日は12月の土曜日だったが、かんかん照りで気温は30℃くらいはあった。有名な場所らしく、遠方からもたくさんの信者が参拝に来ていたため、数隻しかないパゴダまでの渡し舟は忙しく往復している。パゴダではなまずの餌を100チャット、200チャットで販売している商人がおり、それを買った参拝者が川に投げ入れると灰色の水面に無数の白いなまずの口が拡がって少し気持ち悪い。

土曜日だったせいか女子学生のグループが来ていて写真屋に記念撮影をお願いしていた。希望した撮影場所が、段差を設けた船着場の最上段だったが、そこでは全員がフレームにおさまらなかったらしく、カメラマンが手振りを交えて「下がれ」と合図していた。学生たちは指図に従っていたが、「下がれ」の指示は終わらない。そのまま下へ下へと向かって行き、最後にOKが出たときは既に川の中。ロンジーの裾が濡れているのに、何も言わずにそのまま並んで記念写真におさまっていた。それが面白かったので写真に撮った(上の写真)。下の写真は贅肉が一切ない精悍な船頭(パゴダの敷地は裸足なので、靴などの履物は船の中に置いたままとなる。渡し舟はそのまま別の客を乗せて往復する。パゴダに残されたまま履物だけ別の客と対岸に向かうけど、ミャンマー人たちは、それを全く気に留める様子もない。信心が足りないためか日本人は気になる)。